レピノマキア

レピノマキア(Lepinomakia) ジャラランガ♀

「レピは、強くなりたかったのです。そうしたら、この力で誰かを傷付けなくて済みます。……それに……ううん、なんでもないです」
「おじい様の心配はもっともです。でもレピはこのまま狭い世界しか知らないままじゃいけないと思いました。だから!ダメって言われない限りついていきます!」
「リェヌは奥さん居ないのですか?ならレピが立候補します!宜しいですよね!?」

勇敢 (居眠りが多い)
年齢 / 10歳
身長 / 136㎝
一人称 / レピ わたくし 
他称 / 貴方

ヌシの孫娘。物心ついた時から進化していた少し特異な少女。
その為に、コントロール不能の怪力を有しており、その力を正しく扱えるようになりたいからと、過保護に囲われていた家を飛び出した家出娘。
しかしそこは箱入り娘、広い渓谷から出る間もなく途方に暮れることになり、たまたま一人別行動をしていたリェンヌに拾われた。
そそっかしいが、いわゆるお嬢様なので、きちんと教育を受けており礼儀作法はきっちりしている。
家出はしたが、ヒトと共に歩み、脅威に対して土地神と共に戦った歴史を持つ自身の家系に誇りを持っており、成長することに関しては人一倍の努力をしている。
怪力も、旅の中で徐々にコントロールできるようになってきたよう。

迷子の最中、見つけてくれたリェンヌを慕っている。
許嫁のいる身分であるのに、彼が独身なのをいいことに妻に立候補し、しかし案の定、年の差がありすぎて相手にされていない。
しかし全くめげる気配がないもので、リェンヌの方はひっそりと、彼女の親探しと並行し、彼女の旦那候補も探しているようだ。

幼い頃にとある事件に巻き込まれ、それが原因で両親をなくし、レピノマキア自身もその時の記憶をなくしている。
…………と、彼女の祖父は考えているが、実はその時の事を覚えている。突然開いた「穴」に吸い込まれた両親を見つけるため、祖父に心配を掛けぬため、強くなることを望んでいる。