ラクアネッタ(Racchurnetta) オニシズクモ♀
「私はね、小さなこどもは、誰かが守ってあげないとって思ってる。怖い思いをさせる存在とか───そう、例えば。鬼、とか。危険な存在を退けるのが、大人の役目だから」
「お、お母さんって呼ばれることはあったけど……お、女扱いとか、しなくていいわ。その、そわそわするから、寧ろ止めて欲しいのだけれど………」
照れ屋 (とても几帳面)
年齢 / 外見は20代
身長 / 160㎝後半
一人称 / 私
他称 / 君
マリエ庭園にてガーディアンのような役割をしていた女性。
組織に属しているわけではなく、彼女が個人的にニンゲンの警察組織と協力関係を結び、庭園を守っている。
母性の塊のような優しさ、庭園の者に害為す存在には容赦ない厳しさを併せ持ち、小さな存在には母のように慕われる。
誰にも話していないが、物心ついた頃から今の進化後の姿であり、それゆえか、その性質の一つに鬼としての側面を持つ。
ヴェールの下には鋭い牙と鬼の角を隠しており、仇なす存在には最終手段として、その牙で捕食することもあり、闇に紛れて襲いかかり、生き血を啜り尽くす。
本人はその側面を嫌っており、また知られるわけにはいかないと思っている。
そんな彼女がマリエを離れ、ニンゲンについたのは、そのニンゲンにつく小さな子供が心配だったから───と、その保護者に正体を知られたから。
同じ血の臭いを漂わせる男に小さな子を任せるわけには、と、マリエをニンゲンに任せ、無理やりついてきたようだ。
ただ、旅を続けるにつれ、自分がわざわざ付いてくる必要はなかったのではないか?と、マリエに戻るべきかと迷っている(マリエに閉じこもっていた為、なんだかんだと今の旅が楽しい)
実はマリエで母役が染み付いてしまったせいで、あまり女性扱いされるのに慣れていない。
お母さんではなく女扱いされると恥ずかしさのあまり縮こまってしまう。