ハティロルフ

ハティロルフ(Hatirolf) ルガルガン♂(真夜中)

「ととさま!ととさま!今日マボサダが売ってる!!買わないともったいないよ!!」
「あるじさま、ハティあっちの方にあるの気になります。寄り道になるけどいいですか?」
「ととさまは僕が守る! おまえが月なら、僕はハティロルフ(月を喰う狼)なんだから!」

無邪気 (少しお調子者)
年齢 / 8歳
身長 / 120㎝
一人称 / 僕
他称 / おにいさん、おねえさん

テンカラットヒルで軟禁されていた少年。
月を見ると狂ってしまう特異な病を患っており、群れの代表でもある実兄に「お前は危険だから」と洞窟に繋がれていたところを、ツィラメイヤに出会ったことで連れ出される。
ハティロルフ自身は自分の存在が危険だと聞かされ、生きるのを諦め切っていたのだが、「このまま無抵抗に死ぬのか」「黙って死ぬくらいなら、月を逆に食ってしまうくらいしてみなさい。貴方にはその力がある」と叱咤され、本当は生きたいのだと勇気を出して外の世界へと踏み出した。
病を除けば素直で明るい、好奇心の旺盛な普通の少年。とても内気だが、それは生い立ちのせいであり、段々と明るくなっていく。
連れ出してくれた青年を「ととさま」と呼んで慕っており、もらった名前を大切にしている。結果的に進化と共に病を克服し、迎えにきた兄を説き伏せ、信頼する親代わりの青年と共に世界を見て回りたいと願うようになる。

マラサダが大好物。栄養が足りておらず、年の割に体が小さい。とはいえ食欲は旺盛で、旅を始めてからぐんぐん身長が伸び始めた。
ツィラメイヤから僅かにする血の匂いには気付いているが、それでも彼を慕っており、どんな人であってもずっと一緒にいると誓っている。