アヴニール

アヴニール(Avnihr) ゴチルゼル♂

「未来を聞いてどうするの?なにせ未来を知った君と知る前の君は別物だ、君が知った未来はもう存在しない。当たり前だろう?」
「善悪なんてないよ、あるのは許せることと気にくわないことだけさ」
「サイコパスだなんてとんでもない!俺は倫理が欠如してるだけのクズだよ」
「アート様は扱いやすいよね、ふふ。ああ、ちゃんと彼の事は尊敬してるよ。俺なんかの事もちゃんと助けてくれたからね」

れいせい(いたずらがすき)
年齢 / 29歳
身長 / 179㎝
一人称 / 俺
他称 / 君

気さくで朗らかな性格、を装った薄情で狡猾な手練の男。
いわゆる人身売買の場から救助され、そのまま加入した、とのことだが真偽は不明。アートラバンの部下にあたる。
倫理観が欠如している事を自覚しているタイプの常識人で、穿った言い回しを好む皮肉屋。
他人に優しくして優越感に浸るのが好きとなかなかのクズ。

元々、未来や寿命を見れる力が普通よりもほんの少しだけ高いことを理由に、後ろ暗いニンゲン達に飼われていた。
嫌々そこにいたのではなく、面白がってそこにいたのだが、彼らの未来が「つまらなくなった」のをキッカケに嘘の未来を告げ、彼らを破滅に追い込んでその場を去った。
酒と女(男)遊びと快楽を好み、星占いなどをやってみせる「フリ」をして面白おかしく生きていたが、それにも飽き、試しに売られてみたところ、アートラバンによって他地方への運送船から保護される。
何やら面白い星の元にいる集団に興味を抱き、ペレゼフォネの目的を言い当てる事で、黙っていることを条件にメテオラに入り込んだ。
どう考えてもアウトな人物だが、本人なりに矜恃があるらしく、メテオラに対しては忠誠を立てているよう。
人間性が壊滅的な事を隠しもしないが、それだけで生き残ってきただけあり、人心掌握能力は相当なもの。
彼の持ってくる情報の正確さも同様であり、彼の言葉は絶対に嘘にならない。それが例え、普通であれば有り得ないことであっても。

「未来はね、作るものじゃない。作られるものさ、”だってこういわれたら抗いたくなるだろう?”」