イヴァン(Ivan) エースバーン♂
「俺はイヴァン、万事屋のようなものだ。依頼内容は選ばせて貰うが、損はさせない」
「重要なのは俺にとって益か損か、それだけだ。お前の背景なんて知ったこっちゃねぇよ」
「性悪?あぁ、ありがとう。そういう性格なんでね、誉め言葉にしか聞こえない」
『 やぁ、少年!もしかしてお困りかな?お兄さんで良かったら手伝おうか?ちょっとだけお代は頂くけど、損はさせないよ!』
ようき(ちょっぴりみえっぱり)
年齢 / 30代前半
身長 / 185
一人称 / 俺
他称 / お前・アンタ
先祖に剣盾の王に仕えた騎士を持つ青年。
王達の呪いにより記憶を亡くしていたが、黒夜再来の騒ぎを切欠に記憶を取り戻す事になる。
獣の領域、通称ワイルドエリアの者達と深く通じており、全てにおいて自身の信念に従って生きている。
常に相手を探る疑り深さを持っており、とても良いとは言い難い性格。
普段は陽気でよく笑い、人の良さそうな人間性を演じながら、WAを中心に万事屋として活動している。
己の矜恃に反さない限り仕事は選ばない為、楽し気な雰囲気にそぐわぬ様な依頼も請けてくれる。
その本質はとにかく他者を信用せず、相手を品定めするかのような態度をとる食えぬ男。
客でないと定めた相手に対する態度の悪さ・愛想のなさは相当なもの。客であっても必要ないと思った時点で本性を見せるが、それでも彼への依頼は途切れない事から、実力は確かな事が窺える。
基本は中央の三都市付近でエリア通行時の護衛等をしている事が多く、その時は営業用として可愛らしい装いをしている事も。
その性格から金持ちばかりを顧客としていると思いきや、案外彼の顧客は子供が多く、その多くは駆け出しのヒトの子や力の弱い個体。それもイヴァンから声をかけているパターンがほとんど。
曰く、転がしやすいからとの事だが、要求する報酬は些細なものが大半で、どこか護衛の間も成長を促すような行動が垣間見える。
何でも屋としての活動の傍ら、何か別の活動をしている様子。
時たま、ただならぬ雰囲気を持つ男と行動をしているのを見かけるが、知人ですらその理由は知らされていない。
関わりのある者達
メドラッド:メド、メドラッド、クソゴリラ、その他アホだの馬鹿だの色々
トリストラムを交えて幼馴染み。最近再会した。
能天気ぷりに苛立ちをみせることはあれど、珍しく信頼を置いている。
幼い頃に世話を焼いていた名残か、なにかと手を出しがち。
どうでもいい、放っておけ、関わりたくないと言いながら根回し先回り遠回しの助言と、言葉に対してちっともどうでもよく思っていない。
王と関わっている事に対しても気にかけており、もしかしなくても過保護の部類の自覚はあるが認めない。
トリストラム:トリス、トカゲ
メドラッドを交えて幼馴染み。こちらは途切れることなく仲が続いており(※引き篭っているトリストラムの衣食の面倒を見ていただけ)、今も手を組んで活動している。
同様に信頼を置き、イヴァンが素の状態で接する数少ない相手だが、それはお互いの幼少期の黒歴史を握っているからである。
全てを話している訳では無いが、何となく察されているのは気付いている。
アルベリヒ:王、アル
記憶を取り戻したイヴァンに協力を申し出てきた剣王。ただならぬ雰囲気の男の正体。
協力するにあたり、互いに条件を出し合っており、こちらは主従ではなく利害関係の一致が理由。
スヴェルほどでは無いがこちらも突拍子もない事を言い出す事があり、手を焼いている頭が痛い相手。
普段は変装をさせており、その時のみ「アル」と呼ぶようにしている。
サビアナーダ:サビ、クソ蛇
メテオラとの関係を築くにあたり窓口として扱って「いた」。
今では直接ペレゼフォネとも連絡を取れるのだが、懐かれてしまった上に行動圏の管理者な為に何かと関わる事になっている。
面倒くさそうにしているが、無視はしていないあたり、嫌ってはいない様子。
本性を知ってはいるが、自分に対しては無害なので気にしていない。
グリモワンナ:魔女
何でも屋としての客かつ、協力者。
彼女経由で押し付けられた大男をそのままサビアナーダの方に放り投げるなどをした事も。
表舞台に顔を出せない彼女に物資を運ぶ代わりに、様々な希少アイテムを無償で提供してもらっている。
ニンゲン的相性は正直まったく合わない。
ラサラス:ラサラス
買収したタクシー、もとい脚。主にアルベリヒの移送を任せている。
凡人の皮を被っていたのを見抜き、自らスカウトした。仕事に対する姿勢は評価しており、必要な事は隠すことなく話している。
彼が適合者で、実力を隠しているのに気付いているが知らないフリをしている。
シデセラ:セラ
二度と会えない彼にとってたいせつなひと