星雪(Seisetsu) グレイシア♂
「セイセツ、と申しますです。どうぞよろしくお願いしますですよ」
「真っ白できれいなモノが好きなのです。北の大地は一面の銀世界だと聞きましたです。僕、その景色がみたいとずっと思ってるのです。菱柊おねえさんの旅に、僕もついていってよいですか?」
「危なっかしいなんて、ここに無力なこどもなんていないですですよ。いたとしたら、とっくにオヤブンたちのおなかのなかだと思うです」
おっとり
年齢 / 12歳
身長 / 134㎝
一人称 / 僕
他称 / おにいさん、おねえさん、あなた
いねむりがおおい、の個性をもつ。のんびり屋でとろんとした微笑みを絶やさないおっとりした少年。
マイペースで、常にゆったりとした仕草でとろりと微笑む姿は子供特有の性別の曖昧さが相まってちょっとした色気すらある。
とはいえ少年らしい好奇心と溌剌さ、生きるためのシビアさは持ち合わせており、普段のおっとりした様子からは想像がつかない顔を見せることも。
「ものまね」が得意で、一目見ただけで様々な事を真似ることができる小器用な面もあり、イーブイの時もその特技で上手く生きてきた様子。
見た目はニンゲンを観察して真似ており、被り物は頭巾の形をしているものの、被り方は帽子に似ている。
雪が好きらしく、グレイシアへの進化は小さい頃から決めており、進化のために凍土に行きたいと、強引に同行を願い出てきた。
連れていってくれるのなら、黒曜の原野を案内すると提案し、途中に勝手に混ざってきたヒノナギと共に、菱柊達をキングの元まで導き、そのまま調査隊に加入する。
念願叶い、純白の凍土に辿り着くが、到着するなり駆け出して、星雪には珍しく迷子になってしまう。
その時、迷子になった星雪を助けてくれたオヤブンの男に懐いてしまい、追い払われては「追い払われました」と楽しそうにしている。