シュトヴカ(Sjutvka) アシレーヌ♂
「いちおー仕事以外だったら普通に男って判るところ見せてるんだけどー?馬鹿は寄ってきちゃうんだよねー。ま、俺様がそれだけ性別を越えた美しさを持っちゃってるって事かな、はぁーっ美しさって罪ー!」
「この仕事?ま、普通に考えてロクな死に方しないよね。まぁでも、俺が選んでやってる事だから、どう終わっても誰も恨みやしないよ」
「情とか愛とか、そういうの俺に求めないでくれる?自己愛ならいくらでも語ってあげるけどね?」
ずぶとい(物音に敏感)
年齢 / 28歳
身長 / 178㎝
一人称 / 俺 俺様
他称 / アンタ (※ねえ、等の声掛け。相手の名前を呼ばない)
表向きはバーの歌姫(男)として活動するアサシン。
ハニートラップを最も得意とし、気質としても大変に股が緩い貞操概念ガバガバ。
超女顔を武器にしており、その容姿が清々しいほどのナルシストかつ、傲慢な性格の根源となっている。
容姿を保つための自己研鑽は欠かさない。
殺し屋という職業に大した理由はなく、しいていうなら向いていたから。
足を洗う機会があればサックリそれを選ぶ程度にドライだが、逆にそんな簡単に足を洗える行いでもない事を理解している程度に倫理観はある。
全うに生きられない己を理解して、自らこの道を選んだ。
そんな彼は、アローラ生まれには珍しく、守り神に対しての信仰が薄く、ある日遺跡に立ち入ったところ、小さな子供が突然遺跡に現れたのを目にする。
その子どもが異界の星の子で、その星の子を迎えに来た守り神と鉢合わせたのが運の尽き。
神域を犯した罰として、星の子の旅のお守りを押し付けられてしまった。
自身の不健全さを全力で主張するも全却下。
守り神の目から逃れる事も不可能で、嫌々ながらも引き受けた星の子にはなぜか好かれ、ずっと変化のなかった彼の日常は一変することになる。
──「俺はそこにいたってだけで選ぶにはあまりにも不正解でしょ……。 結末を変えるなんてできるわけないのに、なんでアンタはそんな必死になれるのさ……」
アサシンとしてのシュトヴカ
「……で? アンタは俺に誰を沈ませてほしいの?」
「僕はルサルカ。……え?性別?どっちでもいいじゃないですか。それよりも……ね?」
「はぁ?セイレーンって誰よ、俺はシュトヴカっていうんですけど。お巡りさん頭大丈夫?お疲れ?」
アサシンとしての通り名をセイレーン、ターゲットを篭絡する美しく儚い恋人としての顔ではルサルカと名乗る。
他、沢山の名前を持つが、全て水に由来し、水の様に掴めない存在として通っている。
歌声による水のコントロールでの窒息や、血管の破裂の誘発での自然な状況を装う事を得意とする。
複数の顔を使い分けるシュトヴカは、穏やかな優しい口調と儚さ、そして妖艶さを纏い、ターゲットをいとも簡単に篭絡してみせる。
そのまま警戒心を失くすか、理性を手放した相手を葬る事は造作もなく、依頼主の要望次第では、時間をかけ心酔させ、相手のプライドをズタズタにしてからトドメを刺す方法を請け負う事も。
つまり落として犯して捨ててからというご要望も可。
ツィラメイヤとニアリーヴィとは同業者であり、ちょっとした友人関係。
ただし、ニアリーヴィの思想は可笑しいと思っているし、ツィラメイヤに関しては血に染まった手で子供を拾うなんてどうかしていると思っている。
自分を棚上げするつもりも、人の生き方に口を出す気もないが、それはそれとして友人二人の事は好ましいと思っているので、深く踏み込まない程度に仲良くやっている。
二人にはヴィクと呼ばれ。友人の事はそれぞれニア、ラツィと呼ぶ。