サビアナーダ(Sabianerda) サダイジャ♂
「おにーさんはサビアナーダ。サビ兄って呼んでね♥️」
「ファーちゃん!今日はおにーさんと訓練しよー!ってうわめっちゃいやそうな顔するじゃん、サビ兄泣いちゃう!」
「二つの選択肢をあげようか。今ここで死ぬか、死んだ方がマシな人生を生きるか。やだなぁ、ルールを犯した奴が平穏に生きてけるわけないっしょ?」
寂しがり(ひるねをよくする) キョダイマックス
年齢 / 27歳
身長 / 184㎝
一人称 / 俺、おにーさん
他称 / お前 (他、お兄さん、お姉さん、お嬢さん、坊ちゃん等)
砂塵の窪地一帯を任されている幹部の一人。
軽薄な態度の食えない男で、常ににやついた表情が特徴。へらへらとしているが、幹部であるだけの力量は持ち合わせている。
武力での制圧は好かないようで、代わりに弱味を握る事を得意としており、諜報員とは別の側面で情報通。
自身を「無害なお兄さん」と評価しているが、彼の管理する一帯では、彼を恐れて滅多に争いが起きない。これだけでも実際の彼が無害とは程遠い事が窺える。
ヒトの姿をとっていても、その本質は怪物に近く、本性はヒト喰らいの大蛇。
自分は血を流すのは嫌いと謳うが、流れなければ良いようで、時に大蛇となって相手を丸呑みにしてしまう。
こんな顔して実はドのつく寂しがりなのだが、幹部ということで遠巻きにされることもしばしば。
メテオラに関わりのあるイヴァンや、同僚である幹部たちに鬱陶しい絡み方をするのも原因のひとつだが、いわく「普通構ってもらおうとするのってなんか恥ずかしくない?」との事。
現在はメテオラのボスから一時的に盾パに協力するように指示されているので、わいわいできる今の状況はまんざらでもないよう。
砂塵の窪地というWAの北部中心を任されるのには理由があり、そのひとつに砂嵐による広範囲の制圧ができることが挙げられる。
また、彼自身が通常の個体よりも巨躯であり、あらゆる条件を無視して力で押しつぶす事が可能。
その他諸々の理由から、彼の管理域は「保護はしたが完全に無害とは断定できない」個体の収容先としても使われる。
現在は、教団と呼ばれる場所から逃亡してきたという色違いのオーロンゲがそれに当たる。
利用されていたキョダイの力を持つ子ども
メテオラにくるまえのサビアナーダは、元々はただのスナヘビだったが、進化をキッカケに適合者と発覚した。
キョダイマックスを早々にモノにするが、仲間達に遠巻きにされたのち、彼の群れの大人は一緒にいたがるサビアナーダを、縄張り争いなどの抗争でいいように使い始める。
孤独を嫌がり、必死になって彼らに利用されるサビアナーダをカリストが見つけ、彼をメテオラへと迎え入れた。
それからはメテオラに恩を返すように尽くしているが、安寧の場所を手に入れたことで安心したのか、ちょっとばかり鬱陶しい面が出てきてしまったのはカリストの頭の痛いところである。