輝導(Kagurube) ★ルカリオ♂
「ジジイに何の用だ。遊び相手なら他を当たれ、儂は昼寝に忙しい」
「帰れ、馬鹿につける薬なぞないわ」
「空の穴はここ数年で初めて現れたものだ。流石の儂とてあんなもん知らん。すまんが、この件に関しては、儂では貴様らが持つ以上の情報を与えてやれん」
「はあ゛あ゛ぁ゛〜〜……(悦) この一瞬の為に生きとるようなもんだ……」
おくびょう
年齢 / 「もう数えとらん」
身長 / 178
一人称 / 儂
他称 / お主、貴様
純白の凍土の奥地に暮らす不老の青年。昼寝を良くする個性を持つ。
警戒心が強く、立ち入るのも難しい場所で仙人のように何百年も生きている物知り。
見た目は若者だが中身はおじいちゃん。それも大変に気難しい。
気難しいが、本当に困った時は色違いのルカリオの男を頼れと言われている程度には温情があるし、解決できる程度の知識や手腕がある。
本人曰く博識なのではなく年の功。ずっと昔に別の地方から移住してきて、以来ずっとここに住んでいる。
種族通り、波導の感知に優れているが、波導の扱いが苦手。
ゆえに体術に特化しており、身体年齢は若者と大差ないのもあり凍土では指折りの強者。
オヤブン達を軽々と倒せる程度の能力を持つ。
とはいえヒスイの地で一々戦っては身が持たないといい、戦いを好む訳でも無いので逃げれる戦闘はさっさと逃げる。
温泉が何よりも好き。温泉の為に人里に降りてきては、信じられないくらい長風呂をして帰っていく。
とにかく熱々の湯に浸かってリラックスする時間が大好きで、湯に浸かったまま昼寝をしだす豪快な行いも。
そこだけで出会う友人達にいつか溺れるぞジジイと言われているが何処吹く風。
恐らく彼がずっとここに留まっているのも温泉のためだと思われる。
比較的綺麗な顔付きをしていても、入浴時の心地良さから出てくる溜め息はもう完全にオッサンのそれ。
ニンゲンとの距離感を適度に維持している個体でもあるのだが、それは温泉の近くにニンゲンが暮らし始めてしまったから、との事。
頼まれば採取したクスリソウや各素材などを分け与える事もするが、彼等が刃を向けて来る事があればその限りでない。
過去に自身の平穏が脅かされた時は“警告”として非道な手段を取ったこともある程度には、ニンゲンと獣の間に線引きをしている。