ロゼヴァルド(Roseevald) インテレオン♂
「僕はロゼヴァルド。ロゼでいいぞ。ん?なんだ、男でガッカリしたのか?はははっ!それは悪かったな!」
「やぁ!さっきから見てたのだが、君、面白いな!僕と勝負しないか?なに、退屈はさせない!」
「僕は男だけど、面白いことをいうじゃないか。いいぞ、勝負して君が勝ったらデートでもなんでもしよう。但し、君が負けたら何でも1つ、言う事を聞いてもらう。これでどうだ?」
やんちゃ(あばれるのがすき)
年齢 / 30代前半
身長 / 180㎝
一人称 / 僕
他称 / 君
黙っていれば大層な美人だが、口を開けばハチャメチャでやかましい、好戦的な青年。
面白おかしい事を好み、ひとが好きなのもあって、寄り道ばかりの旅をしているマイペース。行動原理が男子中学生並。
傍目に見れば大変危なかっしいが、これでも頭が切れ、戦闘技能も高いので、急にいなくなってはケロッとした顔で帰ってくる。
基本的に扱うのは自身の水で生成した刀だが、(あまりやりたがらないものの)狙い撃ちも卒なくこなす。
刃物を生成する技能で高圧縮の水を弾とし、弾丸の如く打ち出す「ねらいうち」の威力は相当なもの。
種族に反し、心情が顔に出やすく、隠し事ができない。
年相応の対応ができぬ程に子どもではないが、有耶無耶を嫌う性格上、引き際を見極めつつも、できる限り対話を試みようとする。
それはそれとして、なかなかにゴーイングマイウェイな面もあり、他者を振り回す天才。
肩の力を抜いて話せる相手であれば程々にむちゃぶりが飛び出す、そんな男。
一人でいても死にはしないが、人といるのが好き。
根無し草の旅人であり、興味を惹く物を求めて古今東西を練り歩いている。
ジムチャレンジもその一環であり、ガラルにおいては1人では楽しくないと、気に入った人間を見つけては勧誘している。
逆に綺麗な顔に釣られてきた者もいたりするが、気に入れば上手く丸め込んだりと、強かな面もある様子。
とにかく寄り道が絶えないため、旅はかなりのんびりしたもの。
その途中、異色の王を名乗る、只ならぬ雰囲気を纏う存在の目に留まってしまい、とある「物語」へと巻き込まれる。
が、本人はあっけらかんとしており、寧ろ楽しんですらいるようで、明らかに普通でない存在のその人までも振り回している。
出生と過去(重め)
自身の見目や才に関しての関心が薄い。
生まれに関して少々色々あるらしく、特に見目に関する賞賛に関してはどうでも良さそうな様子。
銃撃をしたがらない事にも関係しているようで「インテレオンらしくない戦い方をする」と言われると「面白いだろう?」と言いながらも少々複雑そうな顔を見せる。
隠し事はできないが、これに関してはそもそも話すつもりがないようで、表情の真意を尋ねられても「らしくない奴が1人くらいいた方が楽しいじゃないか」とだけ返される。
率直に言ってしまえば、毒親の元に生まれ、『成果物』として売られた過去を持つ。
生まれはとある名家だが、愛された末に生まれた訳では無く、優秀な男と、見目麗しき女が、成果物として興味本位で産み落とした存在。
当然彼らは成果物などに興味はなく、幼い頃に両親を評価する男の元に高額で売り飛ばされている。
つまりロゼヴァルドの見た目は母親譲り、能力は父親譲りである。皮肉にも彼は二人の才を余すことなく受け継いでおり、前述の反応はここに起因する。
売られたその家にて、買主より「両親の生き写しになるのでは」と期待を向けられながら英才教育を施されており、実は高い教養を持つ。
しかし成果物としての教育に嫌気がさし、10代の頃に家出。それからは自由を謳歌するが如く『面白おかしいもの』を求めて旅をしており、和気藹々とした空気を好むように。
とはいえ、10を超えたばかりの子どもが一人で生きていくのは簡単な事ではなく、その為、生きる為に自身の持てるあらゆるものを使っていた過去がある。
多少安定している現在は、そういった事は止めたものの、向けられた不埒な視線に対する挙動は、この時期のやり方が染みついている事が理由として挙げられる。
育ちの影響か、自分本位に他者を操作しようする者には嫌悪感を持ち、大概の事には寛容だが、そういった悪意に対しては不寛容。
過去に対して悲観はしておらず、実家や両親に関しても現在はどうでもいい様子。
しかし愛情を注がれた記憶が無いからか、他者間の情は認識できる癖に、自分に向けられる好意には驚く程に鈍感。見た目で惹かれてくるなどの判りやすいものは感知できるものの、それ以外はとんと気づかない。
本人は気にも留めていないが、ロゼヴァルドを購入した家……つまり家出元から追われる身でもある。
何十年と当たり前のように退けているが、買主の執着は相当のものらしく、未だ諦められる様子はない。